1番人気だったマスクトディーヴァ(牝4=辻野)は3着が精いっぱいだった。手応え良く直線を向いたが、勝負どころで前がふさがる不利。鞍上が立ち上がって大きなブレーキを踏んだ。

 それでも、ラストはインに切り替えてしぶとく馬券圏内を確保。騎乗したモレイラは「ゲートの中でテンションが高くなったけど悪くないスタートだった。イメージしたポジションから競馬ができたが、残念ながら周りの馬の動きでスムーズな競馬ができなかった。最後まで馬は頑張ってくれて感謝しています。前走より状態が良くなっているようで、仕上がりは良かった」と振り返った。