カシオ計算機の説明員によると、W62CAが登場したときにはサークルディスプレイがなくなっていることにがっかりしたG'zOneのコアなファンも多かったという。
そんなファンの期待に応えるために、このサークルディスプレイを復活させた。
G-SHOCKのように常時表示できるよう、W62CAとCA002では電子ペーパーを採用したが、G'zOne TYPE-Xでは同じく消費電力の少ないメモリ液晶を新たに採用した。
G'zOne Type-R以前は円形のリングでディスプレイを縁取っていたが、今回は円形のリングの中に四角いディスプレイを設けている。
そのため従来のようなアナログやデジタル時計ばかりでなく、カロリーカウンターや「G'zGEAR」の各種情報も表示できるようになっている。
マナーキーでG'zGEARを、クリックキーで時計表示からニュースや天気、カロリーカウンターなどの表示を切り替えられる。
W62CAとCA002のサブディスプレイは、セグメント式の電子ペーパーだったため、電波状況とバッテリー残量、時計と着信の有無しか表示できなかったが、G'zOne TYPE-Xではドットマトリクス式になり、多彩な表現が可能だ。