二畳庵主人「漢文法基礎」復刊
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
学術文庫
カンブンポウキソ
漢文法基礎
本当にわかる漢文入門
著者: 二畳庵主人
著者: 加地伸行
発行年月日:2010/10/12
サイズ:A6判
ページ数:604
ISBN:978-4-06-292018-6
定価(税込):1,733円
>>606
小西先生は、個別研究でも、概説でも、通史でも、辞典でも最高の仕事してて、凄いよね。 「漢文の語法」は他に3冊出品されているが、どれも凄い値段が付いてるね。
これで誰が落札するんだと思って過去の落札額を見たら…、1万超は当たり前のようだw
書き込みや折り目が付いた自分のも5000円位で売れるかもしれん。 値段ついてても買う人いないでしょ。
古本はアマゾンてかマーケットプレイスで買わないほうがいい。
ボッタクリが多いし、ネット販売してる古本屋や自分の足でさがした方が
安いし意外な出会いもあると思う。とにかくアマゾンのマーケットプレイス
のボッタクリの出品者の多くに無性に腹が立つ。 >>606
今じゃ大学院受験用の本らしいぞそれ。小西先生の全集にはいってても
おかしくないといわれてるよ。
個人的には吉川栄治『古文が宇宙語でなくなる日』『古文全天候バイブル』中道館
を推す。初歩から始まるが、たのしく学べる。
>>612
俺も奥井潔の英文解釈本が850円という出血大特価だったので
早速注文したら翌日に出品者の都合でキャンセルというふざけた
メールが来やがった。 >>26>>29
何となくそれ感じた。漢文はむしろ蘭学だよね、それは書いてあるが。
この本は昭和52年でしょ。
昭和40年代初めにはもう英語は英語で考えるという松本亨先生の
本が出てた。ラジオの英語会話も高校受験に役立った。
エスカレーターなんで大学受験はなかったし、
この本出たときは卒業してたから関係なかったけどw
間に合ってればだいぶ違っただろうけど。
もう20年前には漢詩も作れるようになったからこの本ゆっくり読むことにする。
>>50確かに。
>>612以前持ってたんだけど、数年前引っ越しの時に二束三文で
売ってしまった。岩波の漢文入門は持ってるから二畳庵と一緒に
余生の友にするよ。
『漢文の語法』案外電子化されることはないだろうか? >>611
真面目な話、即決5000で出品してくれたら買うよ 受験には田中雄二の早覚えなんとかだろうね。
末尾の文章全部覚えると何でも解けるとかいうの。
高校生向けなら魚返善雄「漢文入門」もお薦めです。厚さは二畳庵の1/3だ。 >>621
レビューの出来は星0.5といったところか >助字だけで180ページ以上(!)あって、しかも「まとめ」や「要点」もなくひたすらダラダラと説明していくだけ。
>「はじめに」で他の漢文参考書を貶しながら、全く同じ事を繰り返している。
そのとおりだな
この本はなぜかチャートを批判しまくってた(文庫本では削除)が、
チャート以下の出来 >>628
松本さんの本か?
使えん。
基礎以外の文法書は
西田太一郎『漢文の語法』
牛島徳治『漢語文法論(古代・中古編)』特に古代編
これだけだ。
あとはゴミ。 >>630
あとはゴミと言い切ってしまったが、確かに岩波の漢文入門は名著です、すみません。 鬼(ヲニ)に逢ったら返れというのは,「漢文を読む人のために」の松本洪の発明なのですか?
随分,有名ですよね? >>632
鬼(客語と補語)と会ったら返れ、は昔からの知恵でした。
松本さんの本で紹介されてましたね。 なるほど!昔からの言い伝えが,これによって有名になったのですね!
御回答ありがとうございました。
ならば,結構いい本ですね。 >>634
それが一概に鬼と会ったら返れ、では済まないケースもあるんですわ。
詳しくは基礎にあります。
また『漢語文法論』の二重客語にも詳しいです。
まあ殆どは鬼と会ったら返ればいいんですがねw なるほど!ありがとうございます。勉強になりました。 それにしても,牛島徳治の「漢語文法論」はAmazonの中古品では,篦棒に高額になってますね。中古篇は最低でも,69,800 円ですわ。 >>637
いま日本の古本屋で一冊だけ8千円台で出てますぜ!
今まで見た中では最安値。 西田太一郎の漢文法要説は復刊されたものの,その増補版の漢文の語法は復刊されず。これも角川だから,望み薄ですな。角川は売れない物は作らんということか。加地伸行の漢文法基礎がこれだけ話題で売れているというのに源義の志はどこへ? >>639
『漢文法要説』も書店で見たとき、それほど重要なものと思わなかった。
漢文の語法とは違うのだからうっかり買ってしまってはいけない、
と判断してしまった。
今アマゾンでは2倍の値段がついている。
岩波の漢文入門は中、上級者向けと二畳庵も書いているが、
確かにそんな感じ。
>>639
ワードの手打ちでファイルを作るのはダメかなあ。 紙の本に長年慣れて来たので,電子化はどうも…馴染めませんな。 貝塚、西田、加地、松本の中では、松本が一番風格があった。
江戸時代からやって来た儒学者のような雰囲気を漂わせていた。
生徒からは尊敬され、禅者からは寺へ来て講義してくれと頼まれたりしていた。
単なる学者、教師の枠を超えた、昭和の生ける儒者だった。 昔は漢文を習うということは即実戦に移すということだったんだよ。
論語は暗記するものじゃない。実戦するもの。
漢文なんてただ読めればいいものではない。
読んだものを身につけることが大切。
最近の漢文学習者は肝心の所が抜けている。
これでは漢文も廃れるはずだ。 >>646
図書館に行ったら、ゴロゴロ置いてるから、借りて
コピーしろ。
これが一番経済的。 >>651
あほ。
あのブログは「クローズアップ現代」でアルファ・ブロガーとして
第一に挙げられたブログだ。
新聞の社説を書いた人がいつもビクビク覗いているほどだぞ。 >>649
図書館からお持ち帰りするのが一番経済的 >1
なぜ自分が漢文を読めないか判ったわ。
加地先生やっぱすごいわ。
もそっと勉強します。 漢文の返り点は「漢字の左下に書かれる」と説明している本が非常に多いのですが,Wikipediaでは漢字の左上(左肩)に書かれるとあります。加地先生は本書で語っておられますが,どうやら印刷の都合のようですが。学問上,理論的にはどちらが正しいのですか? 済みません。書き忘れました。返り点でも,レ点のことです。 ワードで打つ場合漢字の真上に「レ」って脚注として入れる方法しか
知らないんだけど、
なんかいいソフトある?
>660
ちょっととっつきにくいけれどTeX(pLaTeX)という文書作成ソフトが
あります。このpLaTeXを使って『漢籍国字解全書』のなかの
いくつかをPDFファイルかしたものが
「漢文の部屋」
http://fomalhaut.web.infoseek.co.jp/kanbun/kanbunnoheya.html
にあります。
これでpLaTeXでどの程度漢文を表示できるかわかると思います。
なお,pLaTeXを学ぶには,
奥村晴彦『改訂第5版LaTeX2e美文書作成入門』
が定評あります。
この本で一通りLaTeXの使いかたを学んだあと,藤田真作先生が
作成された漢文用のスタイルファイル(スタイルファイルについては
奥村先生の本に解説があります)をダウンロードすれば,漢文の文書
が出来るようになるでしょう。 漢文の部屋では,漢文の参考書がPDFで手に入ります。お徳な気分。 >>661
レスが遅れてすみません。
漢文もそうだけど、マニュアルのレビューを読んだら難しそう。
確かに漢文が見れるのはその方面の人には重宝だろうね。
自分の場合漢詩を写しているだけで、
解説の中の引用文に漢文が出てくるぐらいで。
独学で漢文を学びたいという方向けに、現在入手可能で、このスレでまだ取
り上げられてない漢文(古漢語)文法の入門書をご参考までに紹介しておき
ます。
@ 佐藤進・小方伴子(編訳)『漢文文法と訓読処理-編訳『文語文法』-』
二松学舎大学21世紀COEプログラム、2006年(1,500円:送料込)
【概要】
楊伯峻≪文語文法≫(中華書局、1983年)の翻訳に、訳者らがコラム欄
「訓読処理」を加えたもの。「漢文訓読法に中国語の文法体系から光を
あてることによって、訓読を語学的にとらえようとする試みのために編
まれ」たもので、例文約780例について訓読(書き下し文。訓点ではない)
と現代日本語訳が施され、非常に有用。
興味のある方は、
http://www.nishogakusha-kanbun.net/hokokusho-coe.htm
で目次・編著者前書を確認してほしい。
【入手方法】
購入希望者は下記にアクセス
http://www.nishogakusha-kanbun.net/sihan.htm
メールで発注したら、佐藤先生御自らメールをいただいた。できる限り
廉価で販売するため、印刷手配、注文者とのメールのやり取り、発送まで、
佐藤先生が手弁当でなされているとのこと。大変恐縮するとともに、頭の
下がる思いがした。
A 濱口富士雄(編)『改訂版 漢文語法の基礎』東豊書店、2004年(1,200円)
【概要】
『漢辞海』所収の「漢文読解の基礎」をもっと詳しくしたのが本書。
ただし、例文に訓点・訓読(書き下し文)・現代日本語訳は施されて
いない(一部の例文に訓読処理に関する注記あり)。しかし、語順へ
の依存という漢文の特性に沿って漢文の語法を構造的に理解したい方
には、強くおススメする。
【入手方法】
一般の市販ルートに流通していないので、下記書店に直接出向くか、郵送
を依頼すれば入手できる。店舗に直に行く人も、電話して在庫確認・取り
置きをお願いしておいた方が無難。行けば分かるが、店舗内の通路や外の
階段にも書籍が山積みになっていて、一部は崩れている。自由に店舗内を
歩ける状態にない。
東豊書店
〒151-0053 渋谷区代々木1丁目35番1号 代々木会館3階
TEL : 03-3370-6769
営業時間:午前10時〜午後6時(休業日:日・祝日)
B 濱口富士雄(編)『古医書語法の基礎』東豊書店、2004年
(1,200円)
【概要】
文法の解説の仕方はAに同じ。「古医書関係の例文を取り入れまとめた」
と書かれているが、『史記』など古医書以外からの例文も多い。
【入手方法】
Aに同じ。
C 海外漢文訓読講座「漢文訓読入門」
【概要】
恐らく、二松学舎大学がイタリアの「カ フォスカリ大学」で海外講座
として行った「漢文訓読講座」のテキスト。
下記サイトに「第1部 導入・漢語語法編」、「第2部 訓読語法編」とい
う2つのファイルがアップされているので、今のうちに是非DLしてほ
しい。量的には少ないが、第1部は@のダイジェスト版といった感じ、
第2部はAの読解手法に@の「訓読処理」説明を加えたようなもので、
非常に有用。
http://venus.unive.it/matdid.php?utente=tollini&base=MATERIALI+KANBUN
D 伊藤丈『仏教漢文入門』大蔵出版、1995年(3,045円)
【概要】
後漢より隋までの、梵語等の西域諸語から漢語に翻訳された仏典を読解す
るために、必ず知っていなければならない、魏晋南北朝漢語語法につき、
その基本的なことがらをまとめたもの。
本書もAと同じ姿勢に立って書かれているので、結構いい。
E伊藤丈『大智度論による仏教漢文読解法』大蔵出版、2003年
(2,520円)
【概要】
『大智度論』百巻(『大正新脩大蔵経』第二十五巻所収)の漢文を、
中国語学、とりわけ歴史語法研究の視点から、特に初品を対象と
して語法・音韻・語彙につき、論考を試みたもの。
F 太田辰夫『古典中国語文法 改訂版』汲古書院、1987年(¥2,310)
【概要】
「論語」「孟子」などの語順・文の成分・連語、 名詞・動詞・形容詞・
代名詞など細目に分けてついて説明した文法書。初学者向きではないが、
現在入手可能ということで挙げておく。
【入手方法】
通常の市販ルートで入手可能だが、手元にある「汲古書院 2011年(春)
/特別販売図書一覧」(販売期間:2011年5月1日〜7月31日)を見ると、
本書の特別価格は1,386円となっておるので、今なら汲古書院に直接発注し
た方がいい。
http://www.kyuko.asia/
釈大典『文語解』(汲古書院)も定価1,575円のところ945円で買えるので、
ついでに買うもよし。
この他、
http://ancientchina.blog74.fc2.com/category4-3.html
http://www39.atwiki.jp/suyama/pages/51.html
も参照してほしい。
>666(誤植修正)
「第1部は@のダイジェスト版」→「第1部はAのダイジェスト版」 ども〜特に@ の入手方法が分からなかったので助かります。
ついでながら、『しにか』199.5 太田加代子「古典のことばへのアプローチ」と
そこに挙げられている文献もどぞ〜。 太田さんの他の文献情報を御存知の方は教えてください。 返す返すも西田太一郎『漢文の語法』を引越しの際二束三文で手放したのが
悔やまれる。 >>664
>@ 佐藤進・小方伴子(編訳)『漢文文法と訓読処理-編訳『文語文法』-』
これはちょっと気になる 漢文法基礎読了!いや〜加地先生最高!
漢文を読んでいてモヤモヤしていたのが全部すっきり晴れた。
>>540と全く同感。痒い所に手が届くとはこのこと。
俺の漢文の読解力が飛躍的に向上したよ。
ただ高校生には難しいんじゃないの、コレ…。 全部理解しなくても、なかなか役立つ事が書いある。目からウロコ的な あ、そうそう、大正天皇の漢詩はめちゃ上手だよ。あの方は頭の御病気だった
という説もあるけど、和歌、書、漢詩はガチで凄いよ。
暇だったらチェックしてね。びっくりするから。 >>645
揚げ足を取るようで申し訳ないけど、「実戦」じゃなくて「実践」だと思い
ますよ。たしかそういう思想は陽明学で知行合一と言ったと思います。
江戸時代の思想についてはよく知りませんが、あの時代、知行合一という思想は
そんなにポピュラーだったとは思えません。 「知行合一」なんてそれこそ頭でっかちのいうこと。
そんなこと関係ない。
昔は論語を読んだら孔子がこう言ってるから皆さん孔子のいうように実行しないと
いけませんよって言って行動に移してたんだよ。
ただそれだけのこと。 こういう見てきたようなことを言う馬鹿は、どうしようもないね >>658
亀で申し訳ないのですが、レ点は文字の左上に打ちます。Wikipediaの解説が正しい。
古い書籍を参照すれば、疑いようがありません。
左下に、というのは一二点などの位置から発想された俗論と思われます。 >>680
何年か前に大河ドラマで徳川家定を演じた堺正人が、
演技の参考に大正天皇の和歌を読んだって言ってたな。
ボンクラ扱いされた君主の気持ちを理解したかったんだろう。
高校時代の恩師の伊東一彦(歌人)にねだって送ってもらったんだって。 >>686
ありがとうございます。そうだったんですね。しかし,今ではたいていの漢文の参考書が左下と書いています。漢文法基礎のように詳しく書いてくれれば理解が深まると思いますが。軟弱な参考書ばかりで残念です。 加地先生の漢文教育に関する講演を聴いたことがあるが、勉強になる以上に感動した。 レ点は一にはつくが、二にはつかない。
一について、行の最後になった場合左下の表記になるだろう。 > レ点は一にはつくが、二にはつかない。
アホすぎて吹いたw >>694
京大出の先生が言い切ったけど、違うのか?
>>694
今確認したけどやっぱり俺のほうが正しいよ。
アホすぎて笑われるのはお前のほうだ。謝れ!
一にレはつく、上にもレはつく。だが二や三にはつかないのだ。 誰か@の詳細おしえてくれー
ふつうの漢文参考書とちがうところをちらほらと これって学参のとこれにおいてあるの。
けっこう大きいとこ数軒まわったけど、
なかった。
文庫本にまじってるのかな? ありがと
明日学校の帰りに見てみるわ
テスト期間やけど(^-^)/ 漢文法基礎と宮下の漢文ダイジェストは
相性はいいですよね >>665
今週東豊書店に3回ほど電話しているのですが,いつも留守番電話です。
FAXも送ったものの回答はありません。
店主が,あの本の山の中で埋もれてしまっているのではないかと,心配して
います。
当方は地方在住のため店舗に行けないのですが,どなたか最近の営業状況
について,ご存じの方がいましたら,情報をお願いします。
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています