小松英雄著「古典再入門」について
確かに氏は個性が強い印象があります。三省堂例解古語辞典「古典の表現に迫る辞書」に見えます。著作は専ら笠間書院から出版されています。土佐日記の書き出しの複線構造を指摘した同著は興味をそそります。「おんなもし」→「女文字」は推理小説を読んでいるようです。 江上波夫の日本人騎馬民族起源説や大野晋の日本語タミル語起源説ほど突飛なことは言っていないと思いますが。氏は従来の研究は方法が欠如しているとして,批判しているからでしょうか?氏は博学で学際的な知見を取り入れて説を展開してるからでしょうか? >>2
単なるこじつけっしょ
だからまともな学者から相手にされない そうだともいえるし、そうでないとも言える。決め手に欠くからそれ以上論じようがない。
本そのものは、古文解釈の手続きを丁寧に説明しているし良い本だと思うよ。 本は好きだが古文は苦手って生徒に薦めると
目の色を変えて古文を勉強し始めてくれる。 氏の「丁寧に読む古典」や「徒然草抜書」,それに「いろはうた」などは面白いと思うが。 小松は国文学者としては失格。
いつからトンデモ説を振り回すエセ学者に成り下がったんだ。
本文に忠実じゃない。
っていうか妄想が過ぎる。 トンデモ説でいうなら,大野晋の日本語タミル語起源説のほうが,該当するが,大野晋は亡くなるまで国語学者の重鎮であり続けた。小松英雄氏は大野晋ほどのトンデモ説は説いていない。 >>11
晩年の大野先生を重鎮扱いしていたのは、朝日新聞など一部のマスコミだけだと思う。