古文に限らないと思うけれど、苦手なら、まず教科書をしっかりやること。参考書なんかには手を出さない。

学生なら、まず先生を頼ろう。校風・レベルにあった解説ができるだろう。まあ、批判するのはいいけれど、いい子にして
教わりたい、って気持ちがあれば、教師は前向きに教えようとするだろう。

英語で辞書を引くように、古語辞典は一冊あったほうがいいかも知れないけれど、おそらく教師は辞書が
いらないくらいには解説しているはず。

だから、授業のノートはしっかり取る。逆に、ノートがしっかり取れる=流れは理解できている、ってことだから、
まず自分で真剣にノートを取ったあと、よくできる友人のノートを見せてもらおう。気づくことがあるかも知れない。

社会へ出ると、学問の習慣がついていれば別だけれど、辞書は比較的引かなくなると思う。だから、
注意する言葉は、現代と意味の違う言葉。試験にはそういう言葉は良く出るんじゃなかろうか。

著名な作品には著名な箇所があるもの。そういうところは暗誦できるようにしておくといい。
将来日本の文化を語るときには役立つことだろう。

長い歴史のある日本の文学は世界に誇れるもの。勉強できるときにしっかりやっておくことをお勧めする。