教科書に載りやすい出典だけを読んでゐると,古典についての誤解を再生産することになる.
(教育する側の教師も,さうやって誤解してきた世代なのだ)

伊勢物語だと,東下りや芥川の段が頻出なのは,何故か? とか
平家でも,朝日将軍の最期の箇所だけ異常に教科書に載りやすいのは何故? とか考察すると
古典教育の問題点がみえてくる…ってのは,田中貴子センセの受け売りだw