文語体にて雑談しませう。
古文とは少し趣が違うとは思へども、まったりと話していきませう。
古文や漢文についての話も尚良し。 古文ニテ対話ヲ交ワサントスル簾令既ニ有リト云ウト雖モ、
茲ニ文語体ニテ雑談ヲ交ワサントスル簾令アリ、些カ其ノ趣旨ヲ訝ム。
借問ス、古文ト趣ヲ異ニセル文語体トハ如何ナル物ナリヤ。
簾令主ガ文体ヲ看取スルニ古文ト大ナル差異無キコトヲ指摘セザルベカラズ。 とは申したものの・・・
如何様に書けば良いのか・・・ 我襲撃に性行せり
トラトラトラ
ってか。
何時の時代をターゲットにしてるの。 十月五日
晴 日中やや暑気を感じるも朝夕風秋意を帯びる
多利寿にて珈琲を喫し帰宅す 十月六日
晴 風は暖なり 縁側に赤蜻蛉飛びめぐる
古文文法修めんと奮起す 夜来の雨。
朝から肌寒くおぼゆれど未だ半袖にて事足る。
外出には長袖着用無難なるべし。 十月七日
昼過ぎに至り漸く雨歇む。風やや冷なり。
鴎外訳の即興詩人を知る。明治末及び戦前の聖地巡礼者必携の書なりといふ。
これ真実なり哉。 十月八日
晴れるもやや雲あり。午前、半袖にて散歩するも快なり。
異国の料亭の前に旗翻るを見ゆ。そは伊国、仏国、米国の旗なり。
旗日なるも国旗見えん故は如何なるもの哉や。これ真に四面楚歌也。 >>2 >>3
掲示板のごときやり取りは候文最も適当と存じ候
今の文のやり取りはもはら短信(メール)に候へども
古は書簡に御座候
和文漢文々々訓読体の書簡有之候へども候文ひろく被用候
年賀状貸借挨拶招待状広告に至るまで候文に候
今の掲示板は書簡に類似候間候文最適と覚え候 十月十日
昼は半陰半晴。夜より雨。
今日は東京五輪開催されし日であり、
曾ての体育の日なり。 十月十一日
夜来の雨早朝に歇むも正午に至るまで晴れず。 十月十二日
昨日より続きたる定期テストも今日を持って終わるなり
されど月曜日になりぬれば第三学年のみ行いたる到達度調査試験此れあるなり
どうしたものや。。。 経済界は「尖閣を中華人民共和国に献上せざるは不遜の極み」とぞ曰いけるなり。
聞けば日本国が中華人民共和国に尖閣諸島の領有権を譲渡せざる限りは反日感情の収拾これなし。
国を売って金を儲ける。
これぞ売国奴が真髄なり。 >>26
意識の高き中学生ならずや
その歳にてかくまで考へたるは喜ばしきことなり 十月十三日
晴。秋を愉しみ逍遥す。
野原に虫の音あり 十月十四日
曇りのち霧雨。夕方雨降る。
部屋を蚊が飛び迷惑千万なり。 十月十四日
晴。市中処々に庭木剪定を見る。
広範囲なるも同日に行ふは何の故あるか。興味深き事なり。
書店にて来年度の手帳を購入す。 日付訂正
十月十五日
晴。市中処々に庭木剪定を見る。
広範囲なるも同日に行ふは何の故あるか。興味深き事なり。
書店にて来年度の手帳を購入す。 十月十六日
快晴。雲一つ無し。
>>34
一報に謝す。
然もありなん。庭木剪定は秋の風物詩と解せり。 丸谷先生ご逝去さる。
丸谷先生の『文章読本』を耽読したるははや前世紀のことなり。
されど丸谷先生のご教示はなおも錆びることなし。 >>36
×ご逝去さる→○ご逝去せらる
×耽読したる→○耽読せし
×錆びる→○錆ぶる 十月十九日
快晴。市中に金木犀の匂ひ微か。将に季節の残り香なり。 十月二十日
晴。弦月あり。
夜半、防災警戒中の町会員路傍にマイクロフォンを立てて警戒を促す。
喧噪厭ふべし。 >>1
「いきませう」は口語文の旧仮名遣ひ表記なり。文語文体にあらず。
愚かなり。勉強して後出直すべし。 十月二十一日
快晴。昼日向暖あり。
源氏物語 一巻 (新潮日本古典集成)を買う。百五円也。
古本なるも状態良し。驚くべき安さ欣喜す。
十月二十二日
晴。旧友より会食の誘い届く。先約ありと返信す。残念なり。 >>42
ブックオフならんか。
我近辺に在るブックオフは東西の古典を数作収めたる全集等も売るに百五円を以てす。
此れ文庫本一冊の価格より低し。価値と価格と比例せざるが如く感ず。
然れども財布のことを考ふれば、喜びを禁ずることあたはず。
十月二十三日
風雨。夜岐阜 各務原の杜氏と会食し痛飲す。
>>44
然り、ブックオフの本棚は金鉱脈の如し。 十月二十四日
晴。風強し。日没前なるも月あるを知る。 夜半(よは)とは夜間を指す詞なり。
日暮れて後に訪ひけむ。 文体より押せば「夜半」は「やはん」と読むをもって妥当とせん。
「よは」と訓ずるは不調和なり。 十月二十六日
晴。会食し痛飲す。タクシーで帰宅。散財なり。
休肝日のよりも救財布をとるべし。呵呵。
>>48
言葉の使い方適切ならずとの問ひ。尤もなり。
古書店を訪ひしは九時過ぎゆえ夜と記すべきなり。
件の指摘有り難く頂戴す。 此のところ週末の度に天気崩る。
明日の午後より雨降らむと云ふ。
憂し。 十月二十七日
昼過ぎまで陰晴定まらず。後晴れる。
図書館より連絡来る。他市の図書館より相互貸出の図書届くの由。
三ヶ月待ちたり。倉皇受取に往く。夜、月佳し。
聖書に曰く。
明日のことを思ひ煩ふな、
明日は明日みづから思ひ煩はん。
一日の苦労は一日で足れり。 今日は吾も図書館に赴かんと欲すれど
先刻より降り出でたる雨、元来の出無精に輪を掛く。
拙宅から徒歩七八分の最寄の館を利用するが常なれど
今日目指すは一里ほど離れたる館なり。
電車或いはバスに乗らねば行かれず。
電車は速く運賃安けれど、駅より歩く距離長し。
バスは本数少なく、停留所にて蝙蝠を差して待つは侘し。
と思ひ煩ふ間に時が過ぎ行く。 十月二十八日
午前小雨降りだし夕方より雨。
途中小止みを幸に散策す。
今住し所は半径一里以内に大なる図書館が三つと
中なる図書室が二つあり。
その尤も近くは中なる図書室で徒歩十五分なり。
往還の労を厭わずば環境良し。
>>54
教示に謝す。 十月二十九日
晴。多利寿に珈琲を喫して家に帰る。
今宵月佳し。月は隈なきを好しとす。
門限は 明日がそうだと かぐや言ひ 呵呵 十月三十日
曇。夜晴る。昼地震あり。
今宵満月なり。
祈らねど 艱難辛苦 我にあり 十一月二日
晴。昼風強し。
関節痛あり。風邪の初期と思ひ早寝す。 立冬を過ぎ夜寒となりくれば甘酒を喫せんと欲す。
簡易なるを明日にも購はん。 >>69
お前は帰化鮮人か。
正式な日本文は句読点の位置が厳格に決まっている。
岡崎洋三 『日本語とテンの打ち方』 を読め。 口語体で失礼します。
日本語の言葉はうつろいやすい。
文語体は残すべきでした。二葉亭四迷本当にくたばってしまえです。
口語は乱れやすい。しかし文語が背骨となって国語をささえたのです。
さらに最近NHKが日本語破壊協会と成りはて悲しいかぎり、
有働アナが淫乱女なのは気にならないが、国語が乱れているのは許しがたい。
口に貞操体を嵌めてやりたい気分です。
文科省も広辞苑に責任を押し付け、日本語の乱れを指摘する。
乱れの防止が文科省の仕事。
こんなに変化したのでは正しい日本語を学ぼうとする外国人も困るはず。
美しい国語を守る何か良い手はないでしょうか。 十一月十九日
曇て寒き日なり。
>>75
憂ふ者は須く文語を使ふべし。
故に余は文語を使ふなり。
然るに口語で失礼とは何ぞや。
恥をかくべし。笑われるべし。諭されるべし。
それ無くして何の改革なりや。
学問に王道無しと言へど敢えて此の書を示すなり。
スイッチ! 〜 「変われない」を変える方法 〜 十一月二十九日
晴。夕方より曇のち雨。
早朝、西に赤き満月。東に朝日を見ゆ。
面白き事なり。 >>77
そのやうな光景、いつか目にしたく存じ候。 十二月朔日
曇。驟雨あり。夕方晴る。
人とは何と儚きものか。
古人もあしたに紅顔なるも夕べには骸にと言ふなり。
されど和紙と墨を用ひし書は千年を耐へたり。
某業界の覇者、某は
「これからは紙を使うやつは人間じゃない」
と言ひせしを聞きて山藤某は言ひたり、
「○○と天才は紙一重」我、弾指す。 山藤某曰く、
「紙」と言ふ文字を用ひしに我も人に非ずと。
呵呵。 十二月三十一日
曇。夜晴る。
淫蕩懶惰の一年も遂には終わりぬ。 睦月廿日
餘も日記なる物を書かんとす。
何書けばいいかわかんね sageず
sageたり
sagu。
saguruとき
sagureども
sageよ 一月二十四日
曇り後晴る。
本日の日没時刻は十七時なり。 二月朔日
古本屋に新潮日本古典集成の平家物語中巻を発見す。
図書館に寄贈せんと100円にて購ふ。
この一巻のみ何故かは知らず欠落するを見つけた故なり。 昨夜に続き、今日も夜更けに地震ふりぬ。
揺れは小さしと雖も度重なれば恐ろし。 已然形とはなんぞや?
"風吹けば"は"風が吹くので""風が吹いたので"になると?
"風吹けど"は"風が吹いたが"になると?
難しいな・・・ 本日天気晴朗なりといえども波高し。
皇国の興廃この一戦にあり。 ある日余彼菴を尋ねて例の筆談に余が著作の中にも遠慮なき事多く、
世間へ広くは出しがたきことありなどいひけるに、
翁色を正して、足下はいまだ壮年なればなほこの後著書も多かるべし。
平生の事は随分柔和にして遠慮がちなるよし。
但筆をとりては聊も遠慮の心を起こすべからず。
遠慮して世間に憚りて実事を失ふこと多し。
翁が著す書は天子将軍の御事にてもいささか遠慮することなく
実事のままに直筆に記し、これまで親類朋友毎度諌めていかに
写本なればとて世間に漏出まじきにてもなし、いかなる忌諱の事に
触れても罪を得まじきものにもあらず、高貴の御事は遠慮し給へといへど、
この一事は親類朋友の諌に従ひがたく強いて申切てをれり。
いんてい雑録より 昨年より当スレにて日記を書きたる中学三年生、
今は書くこと稀なり
受験の季節ならんか これいいかもしれないね
http://tr.im/zw2j
ソースはおいておく 三月五日
晴。図書館の新着本コーナーにて面白き本を見つけたり。
岩波書店 翻訳小説集 一 新日本古典文学大系 明治編 14
特筆すべきは総ルビ付であることなり。真に有り難し。
まづは明治初期に翻訳せし沙翁が一遍を読まんとす。