吉川幸次郎の「漢文の話」を読んでいたら史記所載の人テイの話が出ていた。
漢の高祖劉邦の妻、呂后は、劉邦の死後、その愛妾の手足を切断、目をえぐり耳をつぶし声を出なくさせてトイレに落としたという。
四肢切断の伝統は史記呂后本紀から始まるということか。まだ紀元前なのにのっけからハードルが高い。
高校の授業でこういうのを教材にすれば、漢文に興味をもつ生徒も出てくるのに。