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赦はゆるすで捨てるはピンと来ないんだけど、放つという訓はあるみたいだな。
漢辞海と大漢和には載ってなくて藤堂漢和には古訓でハナツがあり、字統に玉篇に放の訓ありとあって、
また大漢和に戻って放に棄てるの訓があるからそこから来てるのか。
赦→放→棄(捨)この流れはイメージ的には納得できるな。
支那漢も宥すとしか乗ってないし、赦で捨てるはレアだから注でも付けてくれよという感じだが。

然も昔はこの字しかなくて、これ自体で下の点々が火なのだけれどピンと来ないということでさらに火を付けて燃という字が漢代にできたわけで。
区別の仕方と言われても文中の位置とか文脈とかで判別するしか方法はないんじゃないか。