居友の「昔、摂津の国の山の中に…」で始まる文章で分からない
ところがあります。山の中の草庵に住む尼が「前に池を手づつげに
掘りて、それに入れ置きて、あはたかしなどしけり。色も青み
衰へて、善し悪しも見え分かぬほどになんありける。」と
あるのですが、この「あはたかし」とは何でしょうか?

辞書やWebで調べましたが分かりませんでした。
「あおたかす」という動詞の連用形なのか、
後半の「色も青み衰へて」というところから
「あはたか」→青竹で、青い竹を何か生垣の
ようなものにしている(か仏教の儀式として用いる
もの?)のだろうかなどと想像しています。

本文の全体は下記のURLに載っています。
ご存知の方がいらっしゃいましたらご教授ください。

http://yatanavi.org/text/kankyo/s_kankyo022