「正かなづかひの會」
http://www.seikana.com/
の設立趣旨には、

抑、地上總ての動物の中で言葉を持つものは人間だけであるが、世界すべての言葉のうち、
日本語こそが特段に豊かで美しい。これは、日本の國土とその自然の四季が美しく變化
する事と合せて、天恵のものであり、民草は、世々この美しい言葉と自然を命として神
ながらの國體を顕揚して來た。
然るに戦後、休息に國民の國家意識が衰亡、永きに亙る政治と教育の怠荒れるにより、
特に五十音圖が崩れ、國歌『君が代』の歌詞までが語意不明瞭となって久しい。
今こそ、これらを速やかに正し、國民の一人一人、國土の隅々まで正文字・正かな
遣ひが行はれる様にすることこそ、實に國家民族存亡にかゝはる大事である。
戦後すでに七十餘年、今こそ國家民族が覺醒し正しい文法・。語法が
遍く行はれる事により「言霊〔ことたま〕の幸〔さきは〕ふ國」を再生する
運動の一兵として起上り廣く同憂同行の士を募る。」

とあります。この設立趣旨や、正仮名遣いを主張するサイトを見ると、いわゆる歴史
的仮名遣い以外、特に戦後の国語国字改革による仮名遣いは、間違いだということの
ようです。