>>652
返信ありがとうございます。訓読に於いて「再読文字の2度目の読みを全て書いてはいけない」ルールは無いように思います。
と言うより、「読みやすく」という訓読の根本的な目的を達成するためには「未〜。」のような場合、2度目の読みをしっかり書かないと読めないように思いました。
例えば「曰はく」でも「曰く」でも良いわけですし、「安くんぞ」でも「安んぞ」でも読めれば良いわけです。
>>653
再読文字というのは日本語と中国語の言語の仕組みの違いから、日本語では中国語を語順通り翻訳をするのでは不十分なためやむを得ず再読文字という形で2度読むわけです。
「漢字を2度読む」のがその目的ではなく、単に「2度読む」ことで日本語の文法で中国語を理解できるようになるというものです。従って、「2度目の読みを活用語尾以外表記しない」というのは本質には関わりません。
逆に言うと2度目の読みを書くことの弊害はないはずです。