漢詩・漢文鑑賞スレ
杜甫の詩は下手
返照
楚王宮北正黄昏 楚王の宮北 正に黄昏
白帝城西過雨昏 白帝城 西過雨の昏
返照入江翻石壁 返照 江に入りて 石壁に翻り
帰雲擁樹失山邨 帰雲 樹を擁して 山邨を失す
垂年病肺惟高枕 垂年 肺を病んで 惟だ枕を高くし
絶塞愁時早閉門 絶塞 時を愁いて 早く門を閉づ
不可久留豺虎乱 久しく豺虎の乱に留まる可からず
南方実有未招魂 南方 実に未だ招かざるの魂有り
これは多くの詩選に載っている名詩だが
前半四句と後半四句に何の関連がある? 旅夜書懐
細草微風岸 細草微風の岸
危檣獨夜舟 危檣 独夜の舟
星垂平野闊 星垂れて 平野闊く
月湧大江流 月湧きて 大江流る
名豈文章著 名は豈に文章もて著さんや
官應老病休 官は応に老病に休むべし
飄飄何所似 飄々 何の似る所ぞ
天地一沙鴎 天地の一沙鴎
これも、多くの杜甫詩選に載っているが
前半四句と後半四句に、何の関連がある?