つまり、
現代において繁体字を常用することと
現代において褌を常用することは似たようなものだという話。

必要に応じて例外的に繁体字を用い、
必要に応じて例外的に褌を用いる。
必要に応じて十二単や文語を用いるのと同じように。

たとえば時代劇のような例外的な場面では十二単や褌を用いる。
古典研究、個展学習といった例外的な場面では、文語や旧仮名遣いを用いる。

そのような「一般に常用が受け入れられていない時代錯誤なもの」を常用すべきだと訴えている褌爺さんの名前はもちろん「褌」と表記されるより他はなかろう。