>>6
それは「現代日本語には古文の影響がある」
という事実を認めてのことだよね?
日本語には「文語」というものがあり、
これは「古文」とは違って時代を超越した文体なんだよ
「無し」はまぎれもなく文語という文体だ
「無い」ではなく「無し」を選んだ
それは文語を文体として選んだということだ
「中止の際は連絡あり」という短い文は現代文だ
主語に「連絡が」と言わずにただ「連絡」という名詞だけで済ませる
これは古典文法の主語が基本はゼロ格だからだ
「ある」と言わずに「あり」で結ぶ
この動詞が古典文法では「あり」というラ変動詞だからだ
古典文法は我々のすぐ近くにある
現代語文法と共存している
知識を持って損はないし、むしろ知らずに使うと混乱する