正信偈の原文(全文)と書き下し文
https://正信偈.com/00genbun.html
正信偈の解説と現代語訳
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親鸞が書いた『教行信証』の中にある浄土真宗で勤行のために使われる正信偈ですが、
読んでいると漢文法として変に思うところがありました。漢文ネイティブではない日本人である親鸞が書いたので和習があるのでしょうか?
(鎌倉時代の訓読は漢文法の話ではないので置いておく。(例:「…す」→「…せり」)

いくつか例をあげると、

本願名号正定業:本願の名号は正定の業なり、(為や也が入っていない。)
釈迦如来楞伽山:釈迦如来楞伽山にして、(於や在がない。)

他にもいろいろありますが、これは当時の中国の知識人が読んでも違和感がない、つまり和習はないのでしょうか?