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武富士債権者91万人…更生計画案

消費者金融 韓国系に譲渡

更生計画案によると、武富士を会社分割し、A&Pに消費者金融事業を継承する会社と、
債務の返済を行う弁済業務に専念する会社に分ける。今後の手続きは、まず計画案について
債権者の書面投票を3か月かけて行う。債権者の同意が得られれば、10月末から11月上旬に
裁判所が認可する見通しだ。

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一方、A&Pの山本潤社長は15日の記者会見で、「武富士にはこの40年間蓄えてきた
膨大な顧客のデータベースがあり、大きな需要がある」と期待を示した。A&Pの貸付金残高は
昨年9月末時点で約1兆6000億ウォン(約1200億円)と韓国の消費者金融でトップだ。
日本でも「武富士」のブランドを残し、自ら日本法人の社長に就いて陣頭指揮を執る方針だ。

だが、規制強化などで日本の消費者金融の貸付金残高は約6・5兆円と、1年前から3割近くも減った。
「武富士」ブランドの信用低下もある。更生計画案が認可されても、再建を果たせるか予断を許さない。

(2011年7月16日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/enterprises/manda/20110716-OYT8T00384.htm