「臨死体験はうそ」と自伝撤回、事故で一時昏睡の米少年
2015年01月19日 18時39分

自動車事故で2カ月間昏睡状態に陥った少年が臨死体験をつづった著書について、
少年自身がねつ造だったと明かし、出版社が販売を停止した。
ワシントン・ポスト紙が伝えた。
少年は、2004年に遭った事故後の体験を記したとする自伝
「The Boy Who Came Back From Heaven(天国から戻った少年)」を、
父親との共著として、2010年にキリスト教系出版社で上梓し、話題を呼んでいた。
現在16歳となった少年はオンライン上に公開した書簡で、世間の注意を
引くことができると思い体験談をねつ造したと告白。
「自分は死にもせず、天国にも行かなかった」などと述べた。