シュレーダー独元首相が慰安婦問題で突然「日本批判」なぜ…?
韓国熟女と熱愛中のようだけど
川口 マーン 惠美 2017.10.06

自由すぎる行動様式は今も健在

先日、ある週刊誌の記者から電話がかかってきた。
てっきりドイツの総選挙についてコメントを求められるものと思ったら、
ゲアハルト・シュレーダー元首相(SPD・社民党)の話だった。

シュレーダー氏が、9月11日、韓国のソウルで、元「慰安婦」の女性たちが共同生活を
している「ナヌムの家」を訪れ、日本を批判したとか。しかも、元「慰安婦」の人たちに
向かって、「ホロコーストと同じとはみなせないが、皆さんが戦争犯罪によって受けた
苦痛は、決して(ホロコーストの被害者よりも)軽いものではない」とまで言ったらしい
(9月19日付産経ニュース・オンライン版)。

さらに、その翌日には文在寅大統領に会い、もう一度、日本批判のだめ押し。
どこの国も、元首相というのはろくなことをしないようだ。

実は、2012年、やはりSPDの政治家の主導で、ドイツの国会に、
「『慰安婦』の苦しみの承認と補償」というタイトルの決議案が提出されたことが
あった。それを受け、各党の議員が国会で慰安婦について長々とスピーチをしたのだが、
中身はどれも韓国の言い分そのままの残酷物語で、日本人として聞くに堪えなかった。

結局、この決議案は採択されなかったが、その理由は、70年も前の慰安婦問題よりも、
現在進行形の女性の虐待問題を解決することが先決というもの。
つまり、慰安婦自体は事実とされたわけで、それ以来ドイツでは、
慰安婦は日本軍の残虐行為の一つとして、南京虐殺と並んで有名になった。