「独島エビ」 韓国・大統領府による、特殊な入手ルートが明らかに?
販売会社の代表の男の元に、突然の電話が。国道沿いで、黒のSUV車から男3人が降りてきた…
2017年11月10日 17時17分 JST | 更新 22時間前
HuffPost Korea

「独島エビ」をめぐって、大きな騒動になっている。

韓国の大統領府は11月7日、アメリカのドナルド・トランプ大統領を歓迎する
国賓晩餐会で、このエビを提供した。

これを受け、菅義偉官房長官は「北朝鮮問題への対応に関し、日米韓の連携強化が
求められている。緊密な連携に悪影響を及ぼすような動きは避ける必要がある」と
不快感を示した。

「独島エビ」は、韓国で「桃花エビ」とも呼ばれている。
日本ではトヤマエビ、ボタンエビと呼ばれている。

「アジア経済」によると、「独島エビ」は、2016年10月に放送された
バラエティ番組『マイ・リトル・テレビジョン』で紹介されたことがある。
番組に登場した和食のシェフは「桃花エビは、国内では独島だけで獲れる」
「原価は1匹あたり1万5000ウォン(約1520円)」と説明した。

「News1」によると、ロッテ百貨店での販売価格(2017年5月時点)は、
100gあたり1万4500ウォン(約1470円)だった。

韓国の大統領府は、このエビをどうやって購入したのだろうか。

韓国東南部、慶尚北道鬱陵邑(ウルルン邑)に、「独島エビ」を仲買いする会社がある。
この会社の販売先はソウルを含む韓国各地に広がっている。

毎日、活魚車2〜3台とともに鬱陵島(ウルルンド)に直接赴いて海産物を買い付け、
また漁にも出ている。