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この会社のソ・ドングク代表宛てに、
ある日、ちょっと変わった電話がかかってきたと「中央日報」が伝えている。
それは、晩餐会2日前にあたる、11月5日、午後4時ごろの出来事だった。

ソ代表が電話を受けたのは、ソウル市に向かって移動中のこと。
彼の液晶に浮かんでいたのは、知らない番号だった。

電話の男は、「独島エビ5キロが必要だ」と話し、活魚車の中には、
ちょうど「独島エビ」があった。「わかった」と答えると、
電話の男は「京畿道高陽市の道路沿いで会おう」と伝えてきたという。

ソ代表はその日の夜11時、ソウル市に向かう人里離れた国道沿いで電話の男に会った。
黒のSUV車から男3人が降りてきた。服装はスーツのズボンに革靴を履いていて、
ジャンパー姿だったという。

彼らは身分を明かさないまま「独島エビ」5キロを購入し、車に積み込んで
その場を離れた。20人ほどが食べられる量で、一般のお客が買うには多い。

ソ代表は、「大統領府関係者だと確信を持って言えない。
しかし、こうした方法での取引が非常に特殊なのは確かだ」と話した。

晩餐会で提供されたとみられる「独島エビ」は、4日、鬱陵島で「独島エビ」専門の
会社を運営するパク・ジョンヒョン代表が、9.7トンの漁船で獲った最上級のもの
だった。卸値で、1kgあたり15万ウォン(約1万5200円)を超えるものだった。

ハフポスト韓国版から翻訳・編集しました。

http://www.huffingtonpost.jp/2017/11/10/ebi-korea_a_23272850/