>>753
日本の国内戦は持ち時間が長い、最長で9時間とかある。
それに対して海外は早碁ルールで30〜2時間ぐらい。
なぜこういう違いがあるかというと日本の囲碁は新しい戦術の研究が目的なので
序盤から長考して定石(攻略本みたいなもの)はなるべく使わず、時間をかけてでも新しい事をやる。
それに対して海外の囲碁は序盤は定石の記憶力勝負で早打ちして、後半で石が増えて複雑になってから
長考に入るというプロセスをとる。
日本の棋士が国際戦ルールで不利なのは序盤で持ち時間を使い果たしてしまい、後半で負けるパターンになるから。
海外囲碁って勝つことだけが目的で、かるた取りみたいなスポーツなんだよね。
そもそも囲碁の目的自体が違うので、国際戦では強くても日本ルールだと弱いとか同じ囲碁でも別のゲームになってしまっている。
だから、囲碁AIも設計コンセプトが違うので日本ルールじゃないと勝てないAIや海外ルールじゃないと勝てないAIがあるわけ。