>不思議なことに、今の日本人は自分自身の過去についてはなにも知りたくないのだ。
>それどころか、教養人たちはそれを恥じてさえいる。
>「いや、なにもかもすべて野蛮でした」、「われわれには歴史はありません。われわれの歴史は今、始まるのです」という日本人さえいる。
>このような現象は急激な変化に対する反動から来ることはわかるが、大変不快なものである。
>日本人たちがこのように自国固有の文化を軽視すれば、かえって外国人の信頼を得ることにはならない。
>なにより、今の日本に必要なのはまず日本文化の所産のすべての貴重なものを検討し、これを現在と将来の要求に、ことさらゆっくりと慎重に適応させることなのだ。

wikiからだが、エルヴィン・フォン・ベルツの言葉より。