★明治初期の日本の文化生活を著したイザベラ・バード 『日本紀行』より一部抜粋★


鶏、犬、馬、人間が薪をたいて煙で黒くなった粗末な平屋にいっしょくたになって暮らしており、山になった家畜の糞尿が井戸に流れ込んでいます。

幼い男の子で着物を着ているものはひとりもいません。
ふんどし以外になにか身につけている男性はわずかで、女性は上半身裸のうえ、着ているものはとても汚く、ただただ習慣で着ているにすぎません。

頭にやけどをした子供、疥癬のある子供、眼炎を起こしている子供が群がっています。どの女性もみな赤ん坊を背負い、子供もおんぶのできる子供はみな赤ん坊をおんぶしています。

綿のズボン以外になにかを着ている女性はまるでいません

【要約】
日本人は糞尿の混じった水を常飲していた
日本人男性はふんどし以外何も身に着けていなかった
日本人女性は上半身裸で生活をしていた
日本人の間に皮膚病が蔓延していた

美 し い 国 、 日 本