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外国国籍取得により韓国国籍を放棄した「国籍喪失者」も増加する傾向だ。
昨年の国籍喪失者は1万9364人、今年1〜4月は6952人を記録した。
法務部が待機中だった国籍喪失者を集中処理して非正常的に急増した2016年の
3万5000人を除くと2013〜2015年の平均1万8000人より
年間で1000人以上増えた。韓国政府関係者は「韓国国内での就職が難しくなり、
安保が不安となったことで国籍を放棄した若い層が多くなった側面もある」と診断した。
また「法務部の担当人材不足で待機中だった国籍離脱申告件を一気に処理した点も
国籍離脱者が急増した要因」と付け加えた。

外国人の韓国国籍取得(帰化)も徐々に減る傾向にある。
昨年の帰化者は1万86人だった。
2013年に1万1000人でピークに達した後、下方曲線を継続している。
最も多くの割合を占めていた中国人が帰化の代わりに永住権申請にシフトした影響が
大きかった。2010年に70%まで増えていた中国人帰化者の割合が昨年は
47%(4781人)と低くなった。これに対し結婚移民者の増加により
ベトナム人帰化者は増え続け、昨年は37%(3742人)を占めた。

昨年の韓国国籍回復者は2775人で前年より小幅に増えた。
韓国で老年期を送ろうという米国同胞が増加したためと解説される。
国籍回復者のうち米国人の割合は59.6%だった。

※本記事の原文著作権は「韓国経済新聞社」にあり、中央日報日本語版で翻訳しサービスします。
http://japanese.joins.com/article/265/241265.html