韓国の名前を上げてないけど、韓国批判かな?


【寄稿】北の非核化を妨げる軍縮コミュニティー
「取るに足らない」合意違反を見逃すな
By Taylor Dinerman
2018 年 5 月 8 日 15:38 JST

――筆者のテイラー・ダイナーマン氏は宇宙政策や安全保障に関する論客で、
WSJの寄稿者の一人

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 北朝鮮政府がいかなる約束をしても、それが特に核開発に関わることなら
用心する必要があるーー米政府は苦い経験を経て、そう学んできた。
その教訓はまだ忘れられていないようだ。北朝鮮が4月20日に核実験場の閉鎖と
ミサイル発射試験の凍結を発表しても、米議会の両党は懐疑的な反応を示した。
ドナルド・トランプ米大統領も金正恩朝鮮労働党委員の出方によっては、
米朝首脳会談から引き上げる準備ができていると声高に公言している。
甘い考えを持った前任者らは散々悩まされてきたが、
トランプ氏はその誘惑に屈しないと期待できる。

 成果が不十分であっても、それを外交的勝利と呼びたくなる誘惑は常につきまとう。
たとえ悪い「平和」合意を結んだとしても、短期的に見れば政治利益は大きいからだ。
だがトランプ氏は自らの交渉スキルを誇りに思っている。
そして、いかなる合意も包括的検証のメカニズムが含まれなければ成功とは言えない。

 新たに国家安全保障担当大統領補佐官に就任したジョン・ボルトン氏は幸運にも、
複雑な軍縮検証の分野のエキスパートだ。合意に欠陥があろうものなら、
米国の敵国がそこを突いてくることを同氏は理解している。
また国際社会には、そのような事態を擁護するために控えている勢力もいる。