生粋ニキが羅山の名前出してくれたけど日本人的には近世日本の儒教思想が一番とっつきやすいと思うんで
近世の日本儒教史に触れるとまずいいんでないかな

源了圓『徳川思想小史』中公新書って本は
朱子学・古学派・古文辞学派(仁斎)・徂徠学派・崎門派・国学・・・って流れがコンパクトにまとまってるのでオススメ
ちなみに源了圓は東北大日本思想史学の先生だったから嫌儲の姫チンネキの大先生みたいなお方

あとは実際にテキストに触れてみてはどうやろか?
岩波の『日本思想大系』シリーズには近世期の儒教思想家の著作は大抵載ってる
翻刻されてるし漢文も訓読体にされてるから読みやすい

27『近世武家思想』
28『藤原惺窩・林羅山』
29『中江藤樹』
30『熊沢蕃山』
31山崎闇斎学派』
32『山鹿素行』
33『伊藤仁斎・伊藤東涯』
34『貝原益軒・室鳩巣』
35『新井白石』
36『荻生徂徠』
37『徂徠学派』
38『近世政道論』
47『近世後期儒家集』
53『水戸学』

この辺を図書館で借りて読んでみたらなんとなく雰囲気が掴めると思うで