有田芳生の『酔醒漫録』
地下鉄サリン事件と中沢新一(2) 2007-03-25 08:29:34 | 事件
https://blog.goo.ne.jp/arita0327/e/0e6fd118b983432b36e0636f3f55a183

3月24日(土)島田裕巳さんの中沢新一さん批判、いやいや地下鉄サリン事件との関わりを分析した原稿を熟読していた。
雑然とした資料のなかから「週刊朝日」の「マリコの言わせてゴメン! ゲスト 中沢新一」を取り出した。
内容がひどすぎてボツになった経緯がある。おそらく編集部にも残っていないだろう。
フリーになってさまざまなテーマを書いてきた。それらの資料はほとんど散逸しているけれど
、この対談だけはすぐ出せるようになっている。それだけ「何だこれは」と思ったからだろう。たとえば中沢発言から。

 これもカットだけど、飯星景子は統一教会を脱会していないですからね。(中略)二木(注、日刊現代記者)が
資料を島田(裕巳)に渡して「幸福の科学をたたけ」と言って原稿を書かせたんですよ。
それで島田は書いちゃった。(中略)これは島田が悪いんじゃないですよ。二木が悪いんです。
(中略)あの人、学生のとき、爆弾製造犯ですからね。

 わたしへの批判もふくめてこんな対談が続いていく。そして事件についてもこう語っている。
 
 ぼくは確信犯ですから。坂本弁護士事件というのは、オウム真理教の犯罪じゃないといまでも思っています。
(中略)これは絶対に載せないでください。真犯人は別にいます。

 そこで林真理子さんは「エッ、ホント!?」と驚き、中沢さんは「午後7時に坂本弁護士の自宅に3人の女性が入っています。
これ知っていますか?」と続ける。「これも載せられないけど、石原慎太郎の四男がオウム真理教の幹部だって知ってます?」と語る。
さらに「これは絶対に載せないでください。実行犯の大半が、北朝鮮の被差別部落出身ですね」という。
林の「上祐もそうだとか」という問いに「そうです。林(郁夫)さんもそうだし。石井久子もそうだし」。

 対談はこんな調子で行われている。中沢さんは松本サリン事件についてもこう語っていた。
 
 これも載せないでほしいんだけど、「松本サリン事件」が起ったあと、公安の一部が、ぼくが黒幕だと思ったみたいね。
あの人たちって、思想的な背後関係をさぐるから。