http://www.afpbb.com/articles/-/2794777?cx_amp=all&;act=all
リベラル派と保守派、脳構造に違いがあった 英研究

リベラル派であるほど前帯状皮質の灰白質の容積が大きく、
保守派であるほど右へんとう体の容積が大きい傾向があることがわかった。
前帯状皮質は複雑性の理解に関連しており、
不確実性や対立をチェックする機能を持つ。
そのため、前帯状皮質が大きい人ほど不確実性や対立への認容性が高く、
リベラルな物の見方を許容しやすくなると考えられるという。
一方、へんとう体は恐怖心の処理に関連しており、
これが大きい人ほど反感や脅すような表情に敏感で、
危機的状況に際してはリベラル派以上に
攻撃的に反応する傾向があるという。
これまで、一定の心理的特性でその人の
政治的志向を予測できることは知られていた。
政治的志向を脳活動と関連付けた研究はあったが、
脳の構造と結びつけた研究は今回が初めて。