ここで唐突に富士川義之の『ある文人学者の肖像 評伝・富士川英郎』
代々学者の家ってうらやましいなと思ってたけどプレッシャーとかもあるんやろな
英郎が独文(リルケ)と江戸漢詩、義之が英文(ナボコフ、ペイター)と現代日本文学
分野が近いから息子の父親に対するコンプレックスとかも凄いんやろが
年取ってから書いたせいかそのへん淡々としとって逆に味わい深いわ
学者の理想像のひとつを見せてくれる気がして疲れたとき手に取りたくなる本や