近刊
【反日種族主義 ─ 日韓危機の根源】
李栄薫(編著) 文藝春秋 2019/11/14

  韓国を震撼させたベストセラー、日本語版がついに登場!

緊迫する日韓関係のなかで、韓国で一冊の本が大きな話題を呼んでいる。

6月の刊行以来、10万部のベストセラーとなっている『反日種族主義』は、元ソウル大
教授、現・李承晩学堂校長の李栄薫(イ・ヨンフン)氏が中心となり、現状に危機感をも
つ学者やジャーナリストが結集。

慰安婦問題、徴用工問題、竹島問題などを実証的な歴史研究にもとづいて論証、韓国
にはびこる「嘘の歴史」を指摘する。

本書がいわゆる嫌韓本とは一線を画すのは、経済史学などの専門家が一次資料にあ
たり、自らの良心に従って、事実を検証した結果をまとめたものであるということだ。

その結果、歴史問題のさまざまな点で、韓国の大勢を占めてきた歴史認識には大きな
嘘があったことが明らかにされている。

そして、そうした嘘にもとづいた教育が何年も積み重ねられた結果、韓国の人々の多く
は誤った歴史認識を正しいものと信じ込み、反日に駆られている。

民族主義というより、意見の合わないものを力ずくでも排除する非寛容な「種族主義」が
韓国には蔓延しており、それが日韓の関係を危機に陥らせている根源なのである。

本書は、大韓民国を愛する学者たちによる憂国の書だ。