http://news.livedoor.com/article/detail/15722385/

韓国高速鉄道脱線、事故発生前から線路転換機の異常を感知

8日に発生した韓国高速鉄道(KTX)江陵線の脱線事故
と関連して、韓国鉄道公社(KORAIL)
が事故原因として注目している分岐点の線路転換機
(ポイント)では、事故前から数回にわたり異常が感知
されていたにもかかわらず、
KORAILはKTXの運転をそのまま続けて
いたことが分かった。

 国土交通部(省に相当)航空鉄道事故調査委員会の
関係者は10日に行われた本紙との電話インタビューで
「調査を進めていたところ、事故現場のポイントで
数回にわたり異常が発生していた痕跡を発見した」「KORAILもその事実を当然把握していたはずだ」
などと指摘した。ここで言う「異常な痕跡」とは、
ポイントが列車の通過が可能かどうかについて、
正反対の信号を送ることを意味する。
専門家の多くは「KORAILがこの問題をしっかりと
確認さえしていれば、
今回の脱線事故は起こらなかっただろう」
との見方を示している。そのため事故調査委員会は
KORAILが問題を把握しながら対応に当たらなかった
原因、そしてその状態でKTXの運転を続けた理由など
について調査を行っている。