ポシンタン(補身湯)とは犬の肉を使用した朝鮮半島の料理で、言葉通りに体に栄養を
補うスープを意味している。

もとの名はケジャンクク(개장국、ケは犬を、ジャンククは辛味のスープを意味)である。
ソウルオリンピックの時、犬の食用を禁じた当局の取り締まりを避けるため、よく知ら
れていた「補身湯」という名称を伏せるために作られた別名称が存在する。
これらはいずれも韓国での呼び名で、韓国においては犬肉を野菜とともに煮込んだ
スープが出されるが、北朝鮮では犬肉を「タンコギ」(단고기、「甘い肉」の意)と呼ぶ。

半島では、「犬を虐待し苦しめて恐怖を与えた上虐殺すると、栄養肉となって肉が美味くなる」
と言う言い伝え(迷信)を未だに実行している。