独占告白!朝鮮学校訪問の理由、
https://news.yahoo.co.jp/byline/kimmyungwook/20181011-00100025/

――朝鮮学校を訪問してから約3カ月が経ちますが、そこに至るまでの経緯について教えてください。
本田圭佑
「どうも思わないです。英学さんのことをヒョンニン(兄)と呼んで慕っているのですが、尊敬している人から『子供たちに夢や希望を与えてあげて欲しい』とお願いされた。
夢や希望を与えることが本職の僕が断るわけがありませんよね。ワールドカップ(W杯)後で忙しかったのでスケジュール調整が一番大変でした(笑)」

――日本と北朝鮮の間には、様々な問題が横たわっていて、朝鮮学校訪問が自分にとって“マイナス”になると考えてもおかしくありません。その中で、なぜ行動に移せたのでしょうか。

「自分の損得以上に大事なことだと思ったからです。そして抱えている様々な問題を解決していくためにも、そういった小さい努力の積み重ねが最も大事だと思っています」

――朝鮮学校の生徒たちには、何を一番伝えたかったでしょうか。

「僕が一番伝えたかったのは、両国の間に歴史として様々な事があったとしても、僕らが人である限り、“仲間”になれるんだ!ということを伝えたかったんです。」

――本田選手は過去に在日の方などとの関わりはありましたか?もし、何かエピソードがあれば教えてください。

「中学の時に在日の友人がいたので、一度、朝鮮学校の運動会を訪問したことが記憶に残っています。あとは大人になってからもそうですが、在日の友人が多かったです」
「問題なのは自分の国しか愛せないこと。それは悲しいことだし違うと思う」

――一方で「何人である」ことを強調したり「愛国心」の強さは、一歩間違えると、対立したり紛争が起こったり、世界が間違った方向へ向いてしまうと感じます。

「僕は日本人である前に“人”です。」

「結果から言うと国益だけを考える政治家は、今後は必要とされなくなっていく時代になると思います」