それに伴い「NHK上層部では韓流グループの出場について再検討された」(NHK関係者)というが、TWICEは現場からの強い要望もあり、
2年連続出場を勝ち取った一方で、BTSは“原爆Tシャツ問題”を抱えたことではじかれてしまった格好だ。
 BTSは紅白など年末の音楽番組に出演ラッシュ、そして13日に始まったドームツアーと一気に露出を増やし、日本での人気を不動のものにする計画だったが、
テレビ各局から“出演NG”となってしまい、それも崩れ去ってしまった。
所属事務所が13日に出した謝罪コメントで幕引きを図りたいところだったが、それでも“原爆Tシャツ問題グループ”というイメージは拭えず、
来年以降の日本の活動に影響が出ることは確実だ。
 音楽関係者は「日本の風物詩、紅白に出場して名実ともに国内人気ナンバーワンK―POPグループとして活動するはずだったが、想定が大きく狂ってしまった。
日本で何かするたびに批判されてしまうので、今はとにかく動きづらい。
そもそも、BTSは日本以外の国、米国を中心にアジア、欧州など世界各国で活動しており、そこまで日本に重きを置いていないのも事実。
現時点ではテレビ出演もNGの烙印が押されているし、紅白落選で活動はますます日本の比重が小さくなるでしょう」と音楽関係者。
 一方で、7日にリリースした新シングル「FAKE LOVE/Airplane pt.2」は約45万5000枚売れた。
「日本でCDをリリースするけど、ほとんど来日しないという、事実上の“撤退”という状態に追い込まれる可能性は十分にあります」とテレビ局関係者。
 2月にドームツアーが終了するBTSだが、それ以降は日本で見られる機会は減ってしまいそうな雲行きだ。
https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/entertainment/1189936/