ダメ太郎の念押し

河野外相「財団解散受け入れらず 日韓合意実施を」
2018年11月21日 14時20分

韓国政府が元慰安婦を支援する財団の解散を発表したことを受けて、
河野外務大臣は記者団に対し、慰安婦問題をめぐる日韓合意は
政権が代わっても実施されるべきで、解散は受け入れられないとしたうえで、
引き続き韓国側に着実な実施を求める考えを示しました。

この中で河野外務大臣は
「解散は日韓合意に照らして問題で、日本として到底受け入れられない。
日韓合意は外相間で協議を行い、直後に首脳間でも確認し、
韓国政府としての確約を取り付けたものであり、
たとえ政権が代わっても責任を持って実施されるべきだ」と述べました。

そのうえで
「合意は国際社会からも高く評価されており、
着実な実施はわが国はもとより国際社会に対する責務だ。
日本は日韓合意の下、約束した措置をすべて実施してきており、
国際社会が韓国側による合意の実施を注視している」と述べ、
引き続き韓国側に日韓合意の着実な実施を求める考えを示しました。

また河野大臣は、日本側が拠出した10億円の扱いなどについて、
「日韓合意に基づいて日本政府が拠出したものなので、合意の履行のために
使われるべきで、日本政府の意向に反するような使われ方はしないのが大前提だ。
韓国側がしっかり対応してくれるものと思っているが、
必要なら話し合いをしていきたい」と述べました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181121/k10011718751000.html