「日本に行くのをやめよう!!」出国税に敏感に反応する韓国にまたもや“ブーメラン現象”が
2019年01月07日

日本からの出国時に1人1000円を課す「国際観光旅客税」、いわゆる“出国税”が
1月7日から始まった。報道によれば、年500億円の税収が見込まれるという。

出国税は、国籍を問わず日本を出国する人が納める。航空券の購入代金などに
上乗せされるが、2歳未満の子供や入国24時間以内に出国する乗り継ぎ便利用者、
天候などによりやむなく立ち寄る人は徴収されないそうだ。

日本でも賛否が分かれているなか、お隣・韓国も日本の出国税に対して敏感に反応している。

韓国メディアもこぞって報じており、「日本、今日から出国税1万ウォン付加」(『聨合ニュース』)、
「日本、今日から1万ウォンの出国税…内・外国人全員に適用」(『NEWSIS』)などと、
事実関係を伝えている(1万ウォン=約1000円)。

“韓国のYahooニュース”といえる「NAVERニュース」でも、トップで報じられていた。

韓国が日本の出国税に注目する理由は、なぜか。

それは、日本を訪れる韓国人観光客が多いからに他ならないだろう。
韓国人は、中国人に続いて2番目に多く日本を訪れている。

日本政府観光局の「2018年11月推計値」を見ると、同月の訪日外客数は245万800人。
そのうち58万8200人が韓国からの観光客だ。比率にすると、実に24%に上り、
日本を訪れる外国人観光客の4人に1人は韓国人なのである。

日本を訪れる韓国人が多いからこそ、新たに始まった出国税に注目しているといえるだろう。