「珍しい元素」重イオン加速器... 難病解決し、ノーベル賞を
大田基礎科学硏、設置作業が本格化... 2022年に稼動

 「未知の粒子の生産工場」であるが施設名はラオン( RAON)である。
 重イオン加速器は、関連研究成果がノーベル賞受賞につながる場合が多く、「ノーベル賞の産室」とも呼ばれる。

 完成すれば、国内で「アクセラレータ3兄弟」が活躍するようになる。
2017年に稼動を開始した浦項第4世代放射光加速器は、電子を光速に加速する。
この時、電子が揺れ放出する光、すなわち「放射光」を活用して研究する。

 陽子加速器は、水素原子から電子を外したプロトンをビームの0.3倍加速して衝突させる。
この加速器は物性研究、新素材発見が主な任務である。
黄・青・緑のダイヤモンドを製造したのが代表的である。

 IBSはラオンを稼動して、新しい元素、仮称「コリアニウム」を開発し、最初のノーベル賞を受けることを目的とした。
科学技術情報通信部1次官は24日、IBSを訪問し、「国家科学技術革新のために加速器の積極的な活用が切実だ」と強調した。
https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&;mid=shm&sid1=105&oid=015&aid=0004132212