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北朝鮮という挑戦的存在に共同で対処しなければならない韓日米三角関係を考える時、
このような外交的・戦略的非正常(anomaly)は類例がなく理解することも
できない。安倍首相は韓国との関係復元なく日本が米国衰退の空白を埋める
東アジア地域の覇権国になることを夢さえ見ることができない。
「米国の属国」と呼ばれる日本、「トランプのプードル」(poodle)と呼ばれる
安倍首相の参加がない韓半島(朝鮮半島)平和は幻想であることを
文大統領は認めなければならない。直言する参謀もいないようだ。

コナン・ドイル探偵小説の中の主人公シャーロック・ホームズは
友人で助力者のワトソン博士に今のような不思議な韓日関係を理解するために
参考になる助言を残している。
「うまく説明できないこと(whatis out of common)は
ほとんどの場合、障害物でなく糸口だ。このような問題解決に重要なのは
さかのぼって推理(reason backward)することだ」
(コナン・ドイル『緋色の研究』)。
文政府と安倍政府の韓日関係をさかのぼっていくと、文政府が積弊清算を韓日問題にまで
拡大したとことに行き着く。そこから派生した問題が朴槿恵(パク・クネ)政府時代の
慰安婦合意の白紙化と徴用犠牲者の判決に対する政府の介入だ。

日本に行くと安倍の世界観(cosmology)がある。安倍理解の糸口だ。
平和憲法を戦争許容憲法に見直し、西太平洋を中国と共同管理する壮大な「安倍の夢」だ。
安倍はその夢を「美しい日本」という言葉で包装する。