>>120

(中略)

2021年9月に任期が終わる安倍は焦っている。
2年余りの期間に平和憲法9条を削除する改憲は不可能だ。
2004年に結成されて日本全域に7500余りの支部を置く「九条の会」は
2007年に安倍を退陣に追い込んだ。
翌年、民主党中心の連立内閣は東日本大震災に適切に対応できず崩壊した。
安倍は2012年に新しい夢を抱いて政権に返り咲き、安保法制(戦争法)を成立させた。
それが護憲派市民を刺激し、2015年「市民連合」の結成につながった。
彼らは「私たちが主権者」と叫び「安倍政権打倒」運動を拡散させている。

市民連合と野党は9条改正反対、安保法制の撤回、保育・教育・雇用政策の大幅な拡充、
8時間労働で生きていくことができる経済・社会保障政策の推進、女性雇用差別と
賃金格差廃止など進歩政策に合意している。市民連合には労働運動も合流した。
国内のこのような事情は安倍に国民の関心を外へ向けさせる動機になった。

https://japanese.joins.com/article/654/253654.html