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 石原伸晃元経済再生相は、韓国議員団を前に
「わが国においでになった目的は何なのですか?」と、冷ややかに言い放った。

 そのうえで、文喜相(ムン・ヒサン)国会議長の非礼発言について、
「天皇陛下を揶揄(やゆ)するような発言は取り消すべきだ」と迫ったが、
韓国側から謝罪などの言葉は一切なかった。

 中山泰秀元外務副大臣は、韓国海軍駆逐艦によるレーダー照射事件への謝罪を求めたが、
「無反応だった」(中山氏)という。最後まで議論はかみ合わなかった。

 一体、彼らは何をしたかったのか?

 安倍晋三首相は現在、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長と
前提条件なく会談する意向を表明している。これは、ドナルド・トランプ米大統領と
連携した動きで、韓国は蚊帳の外に置かれている。

 このためか、韓国議員団側はこの日の会談でも
「(日朝首脳会談を)全面的に支持する。韓国も支援したい」と発言した。
だが、日本側と北朝鮮側が水面下で接触していることについて、
「韓国にも日朝交渉の情報がほしい。情報を共有しないと、日韓・日朝関係は前進しない」
などと迫ってきたという。

 韓国側による数々の暴挙によって日韓の信頼関係は崩壊しているのに、
どうして「情報を共有」することができるのか。

 この日、韓国国会議員団は、韓国政界とも太いパイプを持つ二階幹事長との面会も
希望していたが実現しなかった。

 二階氏周辺は「仮に面会して、韓国側に都合の良いところだけ発言内容が切り取られ、
発信されても困る」と語った。事実上の「門前払い」といえそうだ。

 自民党だけではない。日本政府も毅然とした姿勢を示した。

https://www.zakzak.co.jp/soc/news/190523/soc1905230004-n2.html