(朝鮮日報日本語版) 【寄稿】米中日の報復におびえる韓国
朝鮮日報日本語版 6/9(日) 6:08配信

 韓国は国内外で四面楚歌(そか)の状態となっている。
昨年の韓国経済に関する世界の各評価機関の見通しはおおむね3%台の成長だった。
ところが、今年になって2%台に下がり、第1四半期(1−3月期)が過ぎると
1%台という見通しまで出ている。第1四半期の韓国経済成長率はマイナス0.3%だ。
投資はマイナス10.8%で、輸出も急減している。
現在の景気動向を示す同行指数(一致指数)も、今後の景気動向を示す先行指数も、
10カ月以上連続で下落している。これは1970年の統計開始以来、初めてのことだ。
ところが、韓国政府は経済回復や景気浮揚どころか、
根拠のない楽観を抱き、世界第10位の堅実さだった自由市場経済で
成功例のない急進的左派経済プログラムの実験をしている。
「すぐに経済は上向きになるだろう」という基底効果は2年経っても「なしのつぶて」で
消費が委縮し、市場が崩壊し、貧富の格差は急速に進んでいる。

 国外の状況はどうだろうか? 
ただでさえ経済が厳しい状態なのに、何をどう間違えたのか、
四方八方から「韓国に報復する」という声ばかり寄せられている。
中国、日本、そして北朝鮮すら報復を警告している。