【G20大阪】 韓国大統領府、主催国の「狭量さ」を批判 「韓国が会う準備はできていると言ったのに、日本からは何の反応もなかった」
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G20大阪:韓国大統領府「提示した解決策を日本が拒絶」
記事入力 : 2019/06/26 08:31

 強制徴用問題を巡る判決など歴史問題をきっかけに、安全保障・経済分野まで
悪化している韓日関係を修復する突破口として期待された韓日首脳会談が結局
見送られた。最近まで韓日首脳会談は日本がG20大阪サミットの主催国であるため、
自然に実現するとみられていた。米国も北朝鮮の核問題と中国けん制のための
韓米日による安全保障協力の修復に向け、韓日関係の修復を公に要求してきた。
しかし、韓日政府の綱引きが続き、略式会談すら開かれないという最悪の状況を迎えた。
外交関係者は、G20サミットの開催国との首脳会談が実現しなかったこと自体が
衝撃的だとの受け止めだ。韓日関係が当面は悪化の一途をたどり、
韓米日の安全保障協力にも悪影響を与えかねないとの懸念が高まっている。

■背景に反日・反韓ムード?

 青瓦台(韓国大統領府)は25日、韓日首脳会談が実現しなかった責任は日本にあると
主張した。青瓦台幹部は会見で、「韓国は準備ができていたが、日本は準備ができて
いなかったようだ。韓国が提示した解決策を日本がはなから拒否した」と述べた。
韓国政府が強制徴用判決問題で韓日企業が参加する基金を通じ、
徴用被害者に補償を行うことを提案したのに対し、日本が拒否したことを指した発言だ。
その上で、「日本が首脳会談を韓国に提案したことはない。
韓国が会う準備はできていると言ったのに、日本からは何の反応もなかった」
と説明した。G20サミット主催国の「狭量さ」を批判した格好だ。

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