「平和活動家の入国を拒否」 日本政府に謝罪要求=韓国市民団体
2019.06.26 16:33

【ソウル聯合ニュース】「米日(日米)帝国主義のアジア侵略支配に反対する
アジア共同行動」(AWC)をはじめとする韓国の市民団体は26日、
日本政府が平和活動家の入国を拒否したとして、日本に謝罪を要求した。

 AWC韓国委員会など7団体はこの日、ソウルの日本大使館前で記者会見を開き、
「正当な国際連帯と自由な政治活動を弾圧する日本政府を糾弾する」と表明した。

 これらの団体は、日本の労働・市民団体の招きで21日に福岡を訪問した
AWC韓国委員会の運営委員が日本当局に入国を拒否され、拘束された後、
強制的に出国させられたと主張。
「日本当局は10日間の観光日程が具体的でないという理由で
この運営委員の入国を許可しなかった」とし、
「バッグなどの所持品検査を行う過程も高圧的だった」と説明した。

 また「これまで日本政府はAWC韓国委員会をはじめ、多数の韓国人活動家の入国を
禁止するなど、国際連帯活動を弾圧してきた」として日本政府に公式謝罪を求めた。

 その上で「どのような場合でも政治的活動を理由に自由な出入国、交流を
妨害してはならない」とし、
「国際法に違反して自由な旅行を妨げた日本政府は即刻謝罪せよ」と訴えた。

https://jp.yna.co.kr/view/AJP20190626002400882

記者会見の様子(聯合ニュース)
https://img1.yna.co.kr/photo/cms/2019/06/26/94/PCM20190626000194990_P4.jpg