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 一方、歴史問題を巡っては、「韓日関係の発展のためには過去の歴史問題を
国内政治に利用してはならない」との認識を示した。

 歴史問題により未来志向的な協力関係が損なわれないよう
両国政府が知恵を集めなければならないとした。

 文大統領は「過去の歴史問題は韓国政府が作り出しているのではなく、
過去に厳密に存在した不幸な歴史によるものだ」と強調。
請求権協定が締結されたが国際規範と人権意識が高まったことで傷が表面化したとした上で、
「被害者の苦痛が進行中であるという事実を受け入れなければならない」と指摘した。

 大阪で28〜29日に開かれる主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)に
合わせた韓日首脳会談の開催に関しては
「韓日関係の発展に向けた両首脳間の協議に対し、私はいつでも対話の扉を開いている。
G20サミットの機会を活用できるかどうかは日本にかかっている」と述べた。
青瓦台(大統領府)は前日、G20サミット期間中に韓日首脳会談は開かれないと発表した。

 また、文大統領は朝鮮半島の平和構築の過程で日朝関係の正常化が必要だとしながら、
「北と条件のない対話を推進するという日本政府の立場を支持し、
朝日(日朝)首脳会談が実現するよう積極的に支持し協力する」と述べた。

https://jp.yna.co.kr/view/AJP20190626001200882