京都三大祭りの一つ、葵祭「路頭の儀」が15日に行われるのを前に、行列に参加して
傘や沓(くつ)といった調度品を持つ「白丁(はくちょう)」役を務める男性が集まらず、
祭りを運営する「葵祭行列保存会」が危機感を募らせている。巡行に欠かせない役割を
担うだけに、保存会は初めて一般市民からのボランティア参加を募ることを決めた。

白いかみしも姿で歩く白丁役については例年、京都市内の大学に呼び掛けて学生の
参加者を募ってきた。だが近年では少子化が進むとともに大学では授業への出席が
重視されるなど、平日に催行される巡行に学生が参加しづらい状況になり、大学への
呼び掛けだけでは必要な参加者が確保できなくなってきたという。

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https://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20190504000059