中国海軍に対抗 台湾が推し進める国産潜水艦計画の現実味
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190531-00010000-globeplus-int

しかし、アメリカ海軍関係者たちも危惧しているところであるが、潜水艦建造は水上艦艇建造とは比較にならないほど
「難易度が高い」ものである。過去数十年間にわたって通常動力潜水艦を建造してこなかったアメリカ企業が関与した
として、どの程度の近代的潜水艦を生み出せるかとなると、「とても中国海軍に対抗できる代物にはなるまい」と考え
ざるを得ない。

そこで再び取り沙汰されるのが、「中国海軍に対抗しうる国産潜水艦(IDS)を生み出すには、何らかの形で日本企業が
関与するしか方法はないのではないか?」という日本オプションである。それを暗示するかのように、国産潜水艦建造所の
起工式で蔡英文総統に手渡されたIDSのミニチュアモデルは、海上自衛隊の「そうりゅう」型潜水艦を彷彿とさせる艦形だったのだ。