警察官が 高齢者から現金詐取か
06月15日 11時07分
京都府警の30代の巡査長が、勤務中に知り合った70代の男性から現金およそ1200万円をだまし取った疑いがあることが捜査関係者への取材で分かりました。
警察は15日午前から巡査長に任意で事情を聴いていて、詳しい状況を調べることにしています。
捜査関係者によりますと、京都市の山科警察署の30代の巡査長は、伏見区内の交番に勤務していた去年11月、
1人暮らしの70代の男性から現金およそ1200万円をだまし取った疑いがあるということです。
巡査長は、70代の男性が多額の現金を引き出そうとしているという金融機関からの通報を受けて現場で対応にあたり、
この際、男性が多額の現金を持っていることを知ったとみられています。

その後、警察官の立場を利用して信用させ、「預かっておく」などと言って現金をだましとった疑いが強まったということです。
ことし4月になって男性から警察に相談があり発覚したということで、京都府警は15日午前から巡査長に任意で事情を聴いていて、詳しい状況を調べることにしています。
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20190615/0016589.html