比べることには意味が無いといいながら、韓国<ノ丶`Д´>ノ マンセー記事


新型コロナ対応で起きた「日韓の逆転」とは何か…現地からの報告
両国の「緊張感」こんなに違います
2020.03.21 伊東 順子
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/71232

新型コロナウイルスへの政府の対策や人々の反応が、日韓で対照的に見える――
そう感じている人は少なくないと思うが、実際のところ韓国の人々はどのように過ごしているのか。
『韓国 現地からの報告』を上梓した伊東順子氏がレポートする。

日韓の国民性が逆転した? 

新型コロナ対策をめぐる日本と韓国の違いについて、日韓を行き来する我々ノマド族や
ビジネスマンの間では、ごく初期の頃に話題になったことがある。

「これは日韓が『逆転』したのでは…」

最初に皆が気づいたのは空港だった。
記憶の残るのはMERS(マーズ・中東呼吸器症候群)を飛び越えて、
その前のSARS(サーズ・重症性呼吸器症候群)の時、
あの頃も頻繁に日韓を行き来していたが、当時空港内でマスクをしているのは、
ほぼ100%日本人だった。他の外国人はマスクなんかしていなかったし、
韓国人もしかりだった。

それが今回は真逆、マスクをしているのは韓国人か中国人が圧倒的に多く、
日本人のほうが明らかに無防備だった。1月下旬から2月初旬の話、
韓国ではまだ「武漢肺炎」と呼んでいた頃だ。

「逆転」と言っても、それは「日韓どちらが正しいか?」のような話ではない。
限られた情報で上下や優劣を決めたり、ましてや勝敗を競うなど
我々現場の人間には全く意味がない。どっちの国も勝利してほしい。
今回の相手は無国籍のウイルス、共通の敵なのだから。

敵との戦い方が違うのは、初期の段階では仕方ない。
それぞれの国家やコミュニティには得手不得手があり、
国民も「きっちりやったほうが安心で免疫が上がる」とか、
あるいは「緩やかなほうが気楽で免疫が上がる」など意見が割れるだろう。

ところで、興味深いことに今回は、これまでステレオタイプに語られてきた
「日韓の国民性」に逆の現象が見られたことだ。
「韓国人はなんでもケンチャナヨ、よく言えば楽観主義だけど、悪く言えばいいかげん」、
一方で「日本人は逆に几帳面すぎて疲れる」とか、過去にはそんなふうに語る人がたくさんいたのだ。