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だが「韓国とのことはそれで終わりだった」という麻生氏の発言は明らかに間違って
いる。両国は2016年8月に通貨スワップ協定締結再推進にひとまず合意した。

朴槿恵(パク・クネ)政府時期、当時の柳一鎬(ユ・イルホ)副首相兼企画財政副長官
との会談で、協議開始に意気投合したのは麻生氏自身だった。

だが、釜山(プサン)日本領事館前の慰安婦少女像設置問題が発生して、
2017年1月に日本政府は進んでいたスワップ協議を一方的に中断した。

当時、麻生氏は少女像の設置が「2015年韓日慰安婦合意違反」としながら
「約束した話が守られないなら、貸した金も返ってくる可能性もない」と主張した。

突き詰めてみると、直近で韓日スワップ協定再開のテーブルを蹴飛ばしたのは、
日本政府、特に麻生氏自身だったということだ。それでも麻生氏はこの直近の交渉には
全く言及せず、スワップ協定延長不発のすべての責任を韓国側に転嫁したのだ。

27日の記者懇談会で言及した「金を貸すほうが頭を下げるという話は聞いたことない」
という発言も、今後物議をかもす見通しだ。両国間協定で、韓国だけに恩恵があり、
まるで日本は一方的に恩恵を与えるような侮辱的な言葉に映りかねないためだ。

https://japanese.joins.com/JArticle/264227